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【30歳からの働き方】アンダー30の人に伝えたい、これからのキャリアパスについて

【30歳からの働き方】アンダー30の人に伝えたい、これからのキャリアパスについて

SOSEKIです。

最近、どこかのだれかが転職を検討しているみたいで、私が日々楽しく遊んでいるTwitterでも、働き方に対する議論がよくみられます。

私も実際2度転職しており、今のところうまくいった転職だと言えると思います。そういった経験を含め、今後、サラリーマンとしてやっていくのであれば、どうやってキャリアを向き合えばいいのか、整理してみました。

私というサンプルを通じての話なので、一部一般化できない部分もあるかもしれませんが、みなさまのお役に立てれば幸いかな、と思います。

私のキャリアパス:35歳まで





私は今、社会人12年目です。もうじき13年目になります。今は3社目になります。これまで3社あって、どういう働き方をしてきたか、簡単に整理しましょう。

1社目:日系サービス業(6年間)

新卒で入った会社は、日系のTraditionalなサービス業でした。営業部門の、そこそこ花形と呼ばれる部門に配属され、2年目には店長、3年目には本部に入りました。6年目からは事業企画部みたいなところで、新業態の戦略策定と実行をしていました。

若いうちから裁量権が多いいい会社だと思っていましたが、BtoCの企業ってたいていそうなんですよね。大手ではありましたがそこそこブラック企業で、売上が厳しい時は、「残業は5時間しかつけてはいけない」と言ったような、労務管理的にはアウトなことも多々ありました。もちろんBtoCなので、給料は安かったです。6年目で600万いかないくらいでした。6年目で辞める時のタイトルは主任でした。

この会社はいわゆる伝統的な日系企業なので専門性がなくても、業界のことをある程度理解していればなんとかなる、というレベルでした。総合職でいろいろなことをやったわりには、大した知識は身につかなかったなあ、と思っています。交渉スキルだけはついたかもしれません。

2社目:コンサルティングファーム(3年間)

2社目は日系のコンサルファームでした。総合系のファームでしたが、私のアサインされたチームは外コン出身の人が多かったです。ちなみにこの会社ともう1社、外資の内定を取りましたが、こちらのほうが給与とタイトルがよかったのでこちらの会社を選びました。

コンサルティングファームなので仕事はもちろんブラックです。電車で帰れないため、月のタクシー代が10万を超えた、というケースもありました。幸い数字だけは残していたので、給与面はそこそこ満足していました。3年間で2回昇格して、最後はマネージャーやっていました。

この会社では、とにかく専門性が要求されました。専門性がないと、客に営業ができないからです。私はインダストリーは繊維、食品、流通の専門家、そして、マーケティングのスペシャリストとしてポジションを確立させました。特にインダストリー面ではそこそこ評判もよく、いろんな案件にアサインさせてもらいました。この時ばかりは、前職の経験、というかキャリアが役に立ったかな、と思う瞬間でした。

コンサルファームの激務っぷりに疲れてきたこともあり、転職を検討しようかな、と思っていた矢先に、ヘッドハンターに今の会社を紹介されたのが縁で、とんとん拍子に今の会社に就職が決まりました。

3社目:外資IT(3年間)





今の会社には、マーケティングのいうポジションで採用されました。外資ITといっても、ゴリゴリのIT企業ではなく、ITを使って様々なサービスを提供する会社なので、プログラミングスキル等がなくても採用されたのです。

今の会社の主な仕事は、本社からのミッションを自分なりに解釈し、売上と利益を生み出す、という仕事になります。裁量はある程度の範囲であればとてもありますし、ある程度を逸脱すると、ほとんどありません。外資なので自分のやるべきことが明確化、明文化されており、それを超えた活動をするのは難しい部分があります。よくもわるくも、大きなアイデアを披露する機会は日経のほうが多いかもしれません。

やりがいはありますし、ある程度この業界に対する知見もつきました。ただ、それ以外の専門性は身につかないですね。ワークライフバランスもとれているし、今のところ気に入って働いています。一方その裏では、新しいことにチャレンジすべく、いろいろ勉強をしているところです。

総合職の罠に注意せよ

ここから本題に入ります。私がまず伝えたいのは、「総合職の罠」についてです。

世の中の職業は「総合職」と「一般職」があります。一般的には総合職のほうが人気があるんでしょう。企業としても、総合職は幹部候補生として採用し、育成します。一言でいうと、ジョブローテーションですね。

この「ジョブローテーション」、すべての仕事を学ぶことができるという点では有効ですが、市場価値を高める、という点では、全く有能ではないことに、留意が必要です。

下記にあるのは、本当のような冗談のような、でも本当の話です。

Aさんは、大手メーカーB社に総合職として入りました。B社は、日本を代表する企業です。若きAさんは希望に燃えていました。

総合職なので、もちろん営業からスタートです。Aさんは営業で5年、ある程度の成果を出しました。関係性も築けてきたところで、異動です。

今度は人事です。人事は出世コースと言われますから、Aさんははりきりました。新卒採用の担当になり、いろんな施策を打ちます。しかし、労務のことや中途のことは、課が違うのでわかりません。でも、Aさんは、会社から言われたことをしっかりやっているので、それなりに評価されます。気づけば10年、肩書も主任です。

また営業に戻されました。今度は関西勤務です。せっかく家を買いましたが仕方ありません。関西に家族とともに転勤です。ここでも頑張るAさん。役職は係長、課長補佐と順調にキャリアを積んでいます。

38歳になったAさん、営業管理に移動になりました。管理の仕事は初めてですが、なんとか雇われたコンサルと一緒にプロジェクトをこなしていきます。課長にもなり、社内事情にも精通していきました。

45歳のAさんに転記が訪れます。同期の中で早い人は部長になる人が出てくる一方、Aさんはなかなか上に上がれません。どうやらタイミングが悪かったようです。焦るAさん。でも自分の仕事を着実にこなします。

48歳になったAさん、自分が部長になれないことを察しました。じゃあ部長になれる会社に行こう、と転職を試みるも、Aさんには汎用的なスキルがなかったのです。

営業?もうこの年で営業を1からやることはできません?管理?営業管理はこの会社特有のポジションであり、他の会社ではつぶしがききません。人事?5年だけやった新卒採用を「専門性」と呼べるものか…

こうして転職もあきらめたAさんは、社内で定年まで、参事としてひっそりと仕事を続けるのでした。めでたし、めでたし。

この話は極端ですが、この話は、大手の総合職で入社した人全員に起こり得る話です。



総合職というのはいわば入社したときから出世レースが始まっています。会社が求める総合職のキャリアパスとは、「社内や業界に詳しくなって、部長になって社内を円滑に回す」ことです。決してその道のスペシャリストやエキスパートを求めてはいません。

一方、総合職全員が、管理職になれるわけではありません。ではそういう人は、いったい何になるのか。正解は、「専門性もなく、出世レースからも外れた暇なおじさん」になるのです。大手企業だと40歳前後で、どちらの道にいくかがだんだんと決まってきます。

総合職はもちろん待遇はいいものの、ダメだった時のキャリアを想定していない、極めてリスクの高い雇用形態になります。こういった「総合職の罠」には、ぜひ注意したいところですね。

これからキャリアを歩むのに必要なのは、「専門性」

では、これらのキャリア形成に必要になってくるのは、何になるのでしょうか。私は、「専門性」だと考えます。

専門性とは、「どの会社、業界に行っても、必要とされるスキル」を指します。営業、マーケティング、ファイナンス、人事労務、プログラミングなど、専門性といっても多岐にわたります。この中のどれかを身に着けることが、キャリアをサバイブするための要件になるのではないでしょうか。

今や大手企業であれ、雇用が一生続くということは保証されていません。大手企業で早期退職を募っているのが何よりの証左です。それであれば、総合職でその会社に将来を期待するより、専門性を身に着けて、どの会社・業界でも働ける力を身に着けた方が、結果的には安定した仕事を得れるのではないかと考えています。もちろん専門性を有したまま、大手の総合職の出世レースを勝ち抜いてもいいかもしれません。仮にダメだった時の保険として、専門性は大きく生きてきます。

専門性というのは、いわばキャリアパスという広い海における、島のようなものなのです。島があれば、必要な人はそこに立ち寄りますし、何より自分が帰るべき場所があるのは、精神的にも強みになります。

専門性を身につけるにはどうすればいい?

では、専門性を身につけるには、どのようにすればよいのでしょうか。私は2つのルートがあると思います。

1つは、専門性を武器にしている会社に入ることです。たとえばファイナンスの専門家になりたいのであれば、会計士事務所で働き続ければ専門性は身につきます。プログラミングの専門性を身につけたいのであれば、プログラミング会社で働くことです。

もう1つは、自分で勉強することです。社会人になって、汎用性の高いスキルを勉強している人は多くありません。営業であってもファイナンスを勉強してもよいのです。そうすれば、「●●という業界で、営業の視点からファイナンスを見れる」という強みになります。資格や社会人大学も、専門性という観点では大きな武器になるかもしれません。

良いキャリアパスを歩むために、自ら学び行動を起こそう

今後、雇用はますます流動化し、AIやIOTの発展により、ますますバリューを出すのに専門性が必要になってくる時代がくるかもしれません。

しかし、専門性は、総合職である以上、会社では教えてくれません。もしあなたが大手企業の総合職で、専門性を身に着けたいと思うのであれば、自ら学び、行動することが重要になります。



これからのキャリアを考える際は、「自分は何のエキスパートになりたいのか」ということを考え、行動に移すのがよいのではないでしょうか。

この文章が、みなさまのキャリアパスの一つの指針になればよいなと思います。

それではごきげんよう。

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