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【投資】株式投資におけるポートフォリオマネジメントの考え方

【投資】株式投資におけるポートフォリオマネジメントの考え方

SOSEKIです。

投資をする際に考えるのが、「どの銘柄を組み合わせるか」ということです。いわゆる「ポートフォリオを考える」というやつですね。

この、ポートフォリオという言葉ですが、ビジネスの世界にも、ポートフォリオマネジメントという考え方があります。企業として複数の事業や製品を持つ場合に、どの製品に投資をすべきか、リソースを割くべきかを検討する時に用いられる考え方になります。

この考え方が、投資のポートフォリオ形成にも生かせるのではないかと考えたので、少し整理したいと思います。

ポートフォリオマネジメントとは?

そもそものポートフォリオマネジメントについて、もう少し整理しておきましょう。

ポートフォリオマネジメントはボストン・コンサルティング・グループが1970年代に、経営資源の最適な分配を目的として開発した分析手法になります。一般的には、横軸に市場の占有率を、縦軸に市場の成長率をとり、事業または製品を4つの事象に分解して考えるというものです。

問題児:市場占有率が低く、市場成長率が高い。市場シェアの拡大を目指す

花形:市場成長率も高く占有率も高い。将来的に最も高いリターンを産む

金の成る木:市場占有率が高く成長率は低い。できるだけ長く金の成る木に居続けることを目的とし、また、そこで得られた資金は問題児/花形に投資する

負け犬:市場占有率も成長率も低い。早期撤退を行う

一般的には、事業や製品は、問題児からスタートし、花形→金の成る木→負け犬というサイクルで進んでいきます。

投資におけるポートフォリオマネジメントの考え方は?

これを、個人のポートフォリオに適用したらどうなるか、ということを考えてみました。私は以下のように考えます。

・縦軸:ビジネスの成長率 まあこれは誰にでもわかる話ですね。ビジネスの成長は、ゼロ以上であることが前提です。(ビジネスがマイナス成長している企業に投資する意味はありません。)

・横軸:ボラティリティ これはビジネスの安定度という意味合いです。ボラティリティが高ければ株価が上がる余地も大きいし、逆にリスクも高い、という意味でとらえてください。

問題児:今後大化けするかもしれない銘柄。しかし下がるかもしれない銘柄。米国株でいうとUBERやZOOMなどが当てはまるかもしれません。

花形:着実に成長を遂げていくあろう銘柄。GoogleやAppleなんかはまさに花形といっていいでしょう。

金の成る木:安定したインカムゲインをもたらしてくれる銘柄。JNJやMOなんかはここに入るというイメージでしょう。

負け犬:ビジネスにおける負け犬は早期撤退すべきですが、投資においては負け犬への投資も考えられます。たとえば銀行株なんかは成長率が低く、景気に左右されやすいので負け犬と考えられるのではないでしょうか。

基本的には問題児から花形に移るという点では、ビジネスにおけるポートフォリオマネジメントと同様です。そこからは、銘柄特性により金の成る木か負け犬になるか、という形になるかもしれません。

ここでのポイントは、それぞれの象限において、目指すゴール、方向性が違う、ということです。たとえば金の成る木では安定した株主還元をしている企業を採用すべきですし、負け犬では割安かどうかでしょう。逆に問題児はPSRの成長率を投資基準にした方がいいかもしれません。(逆に金の成る木ではだれもPSR成長率は意識しないでしょう。)それぞれの象限で、考え方を変えることができる、というのが、このポートフォリオを使うメリットではないかと思っています。

今持っている銘柄をPPMに当てはめてみる。

私の持っている銘柄を当てはめてみると、このようになるのではないかと考えます。(銘柄は一部のみを抜粋しています。)

問題児:安定しているとは言い難いアマゾン、SBGです。この2銘柄にはさらなる飛躍を期待しています。

花形:マイクロソフトやビザには、今後は安定的な成長を期待したいですね。投資情報を売るモーニングスターも、これからの安定的な成長が期待できると信じています。

金の成る木:いわゆるバフェット太郎銘柄はここに入ることが多いのでしょう。ここ2-3年はリターンが厳しいのですが、安定した配当に魅力があるのも事実です。

負け犬:オリックスやCAIがここに入ると思います。(あと、他の多くの小塚銘柄も)安く買って高く売る、バリュー投資向けの銘柄が多そうですね。

現在は問題児、花形、金の成る木、負け犬のシェアは、個別株ベースだとだいたい45%:10%:40%:5%くらいになっています。将来的には15%、45%、30%、10%くらいにするのがいいのかな、と思っています。

複数の考え方を持つことで、投資リスクは軽減できる

このように分けることに意味はないかもしれませんし、得意なスタイルで投資すべき、という考え方はその通りです。しかし、このようにポートフォリオの考え方を整理することで、「負け犬は割安かどうか」「金の成る木は配当金成長率」など、それぞれ目指すKPIや見るべき指標を変えることができますし、リスクも軽減できると考えています。皆様は、どのようなポートフォリオになりますか、そして、どの象限が得意なスタイルでしょうか。今一度考えてみてもいいかもしれませんね。

それではごきげんよう。

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