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【株式投資】コロナショック・下落相場との向き合い方

【株式投資】コロナショック・下落相場との向き合い方

SOSEKIです。

コロナショックと名付けられた株式相場の下落が止まりません。

S&P500も、一時3400ドル近くから2500ドル近くまで落ち込むなど、最高値からは約25~30%で下落しています。驚くべきは、この下落が約1か月もない間に起こっているということ、これはリーマンショック以上の下落スピードとのことです。

こういった相場を前にして、Twitterなどではいろいろな投資家の心理模様が見えます。退場した投資家もいるとかいないとか…。

そんな中、我々はどのようにこの相場に向き合っていくか、少し整理したいと思います。

この下落はいつまで続く?

さて、下落相場との向き合い方を前に、この下落の発端となったコロナウイルス(COVID-19)について、概況を整理しましょう。ざっくり見ると、こういう感じかと思います。

・昨年末(12月31日)に中国・武漢で発症が確認

・2月ごろから全世界に広がる

・現在はヨーロッパを中心に拡大中、アメリカでも感染が拡大

・WHOがパンデミック宣言

現在世界で約15万人が罹患、死亡者数は5700人を超えています。コロナウイルスの状況を知るのには、WHOのレポートが非常にわかりやすいですね。図の通り、ヨーロッパが感染の中心地となっています。

当然経済にも大きなインパクトを与えています。アメリカをはじめ欧州各国では非常事態宣言が出ています。アメリカが欧州からの渡航制限を行うなど、世界はコロナウイルスに翻弄されています。日本でも観光産業、交通機関、小売業などに大きインパクトが出ています。

もちろんそれらがトリガーになって株式市場は下落しています。株式市場のみならず、金やビットコインからも資金が出ています。資金の急速な巻き戻しが、下落に拍車を欠けている印象です。

さて、それでは、この下落はどこまで続くのでしょうか?

トランプ大統領は金曜未明(日本時間)に、以下の方針を決めました。

・COVID-19に対する大きな財政出動(5兆円規模)

・学生ローンの利子免除

・石油の戦略的備蓄

これらと、トランプ大統領の「何が何でも対応する」というメッセージは株式市場を大きく勇気づけたわけですね。金曜日のダウは+10%近く上昇しており、いったんは底を打ったかのように見えます。

一方で、コロナウイルスの拡大はとまらず、また、経済が回復する目途は立っていません。実態としての企業業績の悪化が出てくるのは、Q1決算、つまり4月以降という形になります。4月まで下落が続くという見方をしている人もいます。また、現在は不安感のみが相場を押し下げていますが、ここから信用が収縮し、金融不安が出てくる可能性もあります。(一方でそれを見越してFRB、ECBの資金投入が始まっています。)

結局のところ、下落がいつまで続くかは誰にもわかりません。わかると言っている人は、単なるポジショントークに過ぎないでしょう。リーマンショックでは2年、世界大恐慌の時は5年、下げ相場が続いているということも忘れないでおきましょう。

下落相場との向き合い方

さて、そういった中で、我々はどう、下落相場と向き合っていくべきでしょうか。それはただ1つ、「資金管理」に尽きると思います。

資金管理とは、相場のシミュレーションです。「相場がどうなったらこうなる」ということを明確に決めておくことです。

すべての判断がベターとは限らず、知識や状況によってシミュレーション内容を変えることは問題ありません。何より、「シミュレーションをしておく」ということが最も重要なのです。

たとえば、下落の大きさでいうと、1929年の世界恐慌時には約90%、リーマンショックでは約60%の下落となっています。我々にはこうした歴史から学ぶ権利があります。つまり、恐慌が起きた時に、リスク資産がどれくらい凹むか、ということを考えられるのです。

ちなみに暴落の期間(落ち続けた期間)で見るという方法もありますが、取引の自動化が進んでいる昨今、下落幅はシャープになりがちです。なのでこちらはあんまり参考にならないかと。

私の場合、今回の下落騒動を受けて、以下のように戦略を立てていました。

【最大下落幅予想】:2/3(67%)程度の下げ

【最大下落期間】:5年は株価が回復しない可能性がある

【保有資産】:リスク資産(株式) 約2000万円、準リスク資産(債券) 約150万円、投資に足りうる現金 約250万円

【アクションプラン】

1.市場が20%下がった時点で準リスク資産を半分利確、40%下がった時点でもう半分を利確し、追加投下資金を400万とする

2.投下資金は6回に分けて投入。(60万×6)、40万円はバッファ

3.市場が20%下がった時点で1回目を投入、以降10%下がるたびに2回目を投入。

4.70%下落時点で資金投入ストップ。震えて眠る。

5.月の入金は引き続き行う。ただし資金投下は入金の半分まで

現在私のPFは最高値から26%なので一度目の資金投入をしたところ、そして準リスク資産(PFFおよびTMF)を売却したところです。

悩ましいのは金の扱いですね。こういう相場で輝くと思われていた金ですが、今はいい沈みっぷりを見せています。しかしながら、債券と株の逆相関が機能したように、金が輝く場面があることを期待したいと思っています。

備えよ、常に

まあ下がり始めてからプランを検討したわけで、シミュレーションなんて誰でにでもできる話です。そしてシミュレーション通りにいかないこともままあります。(実際、木曜日は私も少し恐怖を感じました。)

ただ、こういったシミュレーションをせずに、楽観視して相場と向き合うほど僕は強くありませんし、そこまで余裕資金を遊ばしておくわけにもいきません。

資金管理さえきちんとできていれば、ある程度の波が来ても耐えられます。「みんなで頑張ろう」や、「ここが買い時、上がる!」というのは誰にだって言える甘い言葉です。そしてそういうことを言う人はあなたの資産に責任を持ってくれるわけではありません。

最悪を予想しましょう。そして備えましょう。汝を知り、敵を知れば、百戦危うからず、ですよ。

それではごきげんよう。

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